EC-CUBEのAjax APIを使う(3) −−− カート操作
「EC-CUBEのAjax APIを使う」第3弾。今回はAPIを使った買物カゴ(カート)操作の話です。
ちなみに、前回までの話を前提として話を進めるので、このページから読み始めてしまった方はご一読を:
– [EC-CUBEのAjax APIを使う](http://lovepeers.org/2012/09/24/using-eccube-api/)
– [EC-CUBEのAjax APIを使う(2) −−− 商品情報取得](http://lovepeers.org/2012/10/01/using-eccube-api-2/)
## カート操作のためのoperation
さて、カート操作のためのoperationは以下の5種類が用意されています。
operation名 | 説明 |
---|---|
CartGet | カートの取得 |
CartModify | カートの修正 |
CartCreate | カートの新規作成 |
CartAdd | カートへの商品追加 |
CartClear | カートのクリア |
## 各operationの具体的な使い方
ではこれらのoperationを具体的にどのように使っていけばいいのか、
ソースを見てみることにします。
EC-CUBE APIの各operationのソースコードは data/class/api/operations/ 以下にあり、
各operationsごとに別ファイル(別クラス)になってます。
外部からAPIを叩いた時、各operationsクラスの doAction() というメソッドが
最終的な処理をすることになります。
例えば data/class/api/operations/CartGet.php を見てみると、
public function doAction($arrParam) {
$this->arrResponse = array(
‘Version’ => ECCUBE_VERSION);
return true;
}
あれっ、、、、、、何もやってないΣ (゚Д゚;)
他の Cart*.php も見てみましたが、どれも実際には何もやってませんでした。
カート関係はAPIは用意してみたものの、まだ何も実装されていないという状態のようです。
## EC-CUBE API まとめ
3回に分けて EC-CUBE APIについて書いてみましたが、実際に使えるのは商品情報の取得だけのようです。
APIについて何のアナウンスもないのは、まだ実装中でほとんど使える機能がないからなのか…
でも、商品情報の取得が出来るのであれば、例えばランディングページを WordPress で用意して、
商品情報は EC-CUBE API から引っ張って… なんて使い方も出来そうです。
もしそういう使い方をする必要が出たら、また記事にしてみたいと思います。